MOS Excelスタンダード 対策講座 BOOKNS-オリジナルテキスト
MOS Excel 一般試験に合格するために必要な知識と操作スキルを体系的に学べる資格対策講座！
Excelの基本操作から、関数・表作成・グラフ・データ管理・印刷設定に至るまで、試験範囲を網羅しながら丁寧に解説しています。
実際の操作画面に沿ったステップ形式で進められるため、初心者でも理解しやすく、実務にも直結するスキルを身につけられます。
・MOS Excel 一般の学習を始めたい初心者の方
・Excelの操作が自己流で不安な方
・就職活動中の学生・社会人、または転職でPCスキルをアピールしたい方
- 目次
- 練習問題
- 著者プロフィール
第1章
ワークシートやブックの管理
- ブックにデータをインポートする
- ブック内を移動する
- ワークシートやブックの書式を設定する
- オプションと表示をカスタマイズする
- 共同作業のためにコンテンツを設定する
第2章
セルやセル範囲のデータの管理
- シートのデータを操作する
- セルやセル範囲の書式を設定する
- 名前付き範囲を定義する、参照する
- データを視覚的にまとめる
第3章
テーブルとテーブルのデータの管理
- テーブルを作成する、書式設定する
- テーブルを変更する
- テーブルのデータをフィルターする、並べ替える
第4章
数式や関数を使用した演算の実行
- 参照を追加する
- データを計算する、加工する
- 文字列を変更する、書式設定する
第5章
グラフの管理
- グラフを作成する
- グラフを変更する
- グラフを書式設定する
条件付き書式を削除するにはどの操作をすればいいですか？
- [データ] タブから「重複の削除」を実行する
- [ホーム] タブ → 「条件付き書式」 → 「ルールのクリア」を選択する
- セルを右クリックして「セルの書式設定」を開き、フォント色を標準に戻す
- [ホーム] タブ → 「編集」 → 「検索と選択」 → 「条件付き書式」を選択する
【正解】2
条件付き書式を削除する場合は、[ホーム] タブ → 「条件付き書式」 → 「ルールのクリア」から削除します。
範囲のみのルール削除、またはシート全体のルール削除が選択できます。
1は重複データの削除 の操作であり、条件付き書式とは無関係です。
3はセルの書式変更の操作で、条件付き書式のルール自体は残るため誤りです。
4は検索操作で条件付き書式を持つセルを探す機能であり、削除ではありません。
作成したテーブルをセル範囲に変換するにはどの操作をすればいいですか？
- [ホーム] タブ →「セルのスタイル」を選択する
- テーブル内をクリック → [テーブルデザイン] タブ →「範囲に変換」を選択する
- [データ] タブ →「テキストまたは CSV から取り込む」を選択する
- セルを右クリック →「セルの書式設定」を選択して罫線を削除する
【正解】2
Excel のテーブル機能を通常のセル範囲に戻すには、テーブル内をクリックし、[テーブルデザイン] タブ（または [デザイン] タブ）に表示される「範囲に変換」を使用します。これにより、テーブル機能（フィルタ、テーブルスタイル、自動拡張など）が解除され、通常のセル範囲として扱えるようになります。
1はセルスタイルの変更であり、テーブルの解除操作ではありません。
3はデータインポートに関する機能で、テーブルとは無関係です。
4は罫線の書式変更であり、テーブル機能を解除することはできません。
A列の表示を「2026年1月1日」の形式に変更するにはどの操作をすればいいですか？
- A列を選択 → [データ] タブ → 「区切り位置」を実行する
- A列を選択 → 右クリック → 「セルの書式設定」 → 「表示形式」タブ →「日付」で和暦を選択する
- A列を選択 → 右クリック → 「セルの書式設定」 → 「表示形式」タブ →「日付」で ○○○○年○○月○○日の形式を選択する
- A列を選択 → [ホーム] タブ → 「条件付き書式」で書式ルールを追加する
【正解】3
解説)A列を「2026年1月1日」のように年・月・日を漢字で含む形式にしたい場合、セルの書式設定で表示したい日付の書式を設定します。
今回の場合は、「yyyy"年"m"月"d"日"」の形式になっているものを選択します。
1の区切り位置は文字列を分割する機能で、表示形式変更には関係しません。
2の和暦を選択すると「令和◯年…」という形式になるため、指定された表示形式にはなりません。
4の条件付き書式は特定の条件で書式を変える機能で、基本の表示形式を変更する用途ではありません。
B列を削除するにはどの操作をすればいいですか？
- B列を選択 → Deleteキーを押す
- B列を選択 → 右クリック →「削除」を選択する
- B列のセルを1つ選択 → [ホーム] タブ →「クリア」を選択する
- B列を選択 → [データ] タブ →「フィルター」を解除する
【正解】2
Excelで列を完全に削除する場合は、列見出し（B）を選択して右クリックし、「削除」を選択します。
これにより列そのものがワークシートからなくなり、右側の列が左に詰められます。
1のDeleteキーを押すでは、セル内容が消えるだけで、列自体は削除されません。
3の[クリア] を選択は、書式や内容を消す機能であり、列そのものの削除ではありません。
4のフィルター解除は、データの表示を戻すだけで、列削除には全く関係ありません。
C列のデータを小さい順に並べ替えてください。
- C列を選択 → [ホーム] タブ → 「フィルター」を解除する
- C列を選択 → 右クリック →「セルの書式設定」で数値形式を変更する
- C列を選択 → Deleteキーを押して内容を削除する
- C列内のデータが入力されているセル範囲を選択し右クリック → [並べ替え] →[昇順]を選択する
【正解】4
C列のデータを小さい順（昇順）に並べ替えるには、C列内のデータが入力されているセル範囲を選択し右クリックし、 [並べ替え] →[昇順] を実行します。
これにより、列全体が数値の小さい順に並び替えられます。
1のフィルター解除は並べ替えではなく、フィルター表示をリセットするだけです。
2のセルの書式設定を変更は表示形式を変える操作であり、並べ替えの順序には影響しません。
3のDeleteキーで削除はデータが消えるだけで、並べ替えにはなりません。
舩山 直樹（ふなやま なおき）
舩山講師はこんな人
Webサイト開発や脆弱性診断の豊富な経験をもつ。専門的な知識を初心者にも分かりやすく伝える授業を心がけている。明るい人柄と軽妙な語り口で行われる授業は活気に満ちており、生徒からの人気も高い。
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