LPIC-2 201 対策講座 BOOKNS-オリジナルテキスト
Linuxの定番資格であるLPIC Lv2の試験に対応!
試験対策と実践力を効率よく身につける、現役エンジニア講師によるBOOKNSオリジナルテキスト!本書は、開校20周年を迎えるITの技術専門スクールで作られた試験対策テキストを、BOOKNSの為に改修したオリジナルテキストです。
LPIC-Lv1からのステップアップとして、卓上の勉強だけではなかなか身につかない基礎力や実践力を、シミュレーターやオンラインで実際に操作することで効率的に学習することが可能です。
また試験対策には確認問題や模擬問題を用意しており、この1冊で十分に合格を目指すことができます。
・はじめてLPIC Lv2試験に挑戦する人
・効率的に得点力をつけたい人
・1冊で合格までたどり着きたい人
- 目次
- 練習問題
- 著者プロフィール
第0章
キャパシティプランニング
- キャパシティプランニングとは
- 総合的なリソース使用率の測定
- CPU使用率の測定
- ネットワークトラフィックの測定
- リソース監視ツール
- 需要の分析と将来の予測
第1章
Linuxカーネル
- カーネルバージョン
- カーネルイメージ
- カーネルモジュール
- カーネルのコンパイルとインストール
- カーネルパラメータの設定
- 初期RAMディスク
- デバイスファイル
- udev
第2章
システムの起動
- SysVinitの概要
- 起動スクリプトとランレベル
- サービスの自動起動
- systemdの概要
- systemdの起動手順
- systemctlコマンドによるサービスの管理
- Unit設定ファイル
- systemdのログ
- GRUB
- GRUB2
- 起動オプションの設定
- システムの回復
- SYSLINUX
- PXEブート
第3章
ファイルシステムとデバイス
- ファイルシステムの情報
- マウントとアンマウント
- スワップ
- ext2ext3ext4ファイルシステム
- XFSファイルシステム
- Btrfsファイルシステム
- CDDVDの作成
- 暗号化ファイルシステムの作成
- SMART
- オートマウント
第4章
高度なストレージ管理
- RAIDの概要
- RAIDの構築と運用
- LVMの仕組み
- LVMの作成
- LVMの管理
- デバイスファイル
- ハードディスクの管理
- SSDの管理
- iSCSI
第5章
ネットワーク構成
- ネットワークデバイス
- ネットワーク管理コマンド
- ルーティングの設定
- 無線ネットワークの設定
- ネットワーク関連ファイル
- ネットワークの問題解決
第6章
システムの保守
- ソースの展開
- コンパイルとインストール
- バックアップの種類・操作
- ログイン中のユーザーへの通知
topコマンドのサマリ領域に表示されるものを全て選択してください。
- ロードアベレージ
- タスク総数
- メモリ総量
- ディスク総量
【正解】1、2、3
topコマンドの表示結果の上部に表示されるのがサマリ情報です。
サマリ情報では、稼働時間や負荷、タスク、メモリ、CPUの情報は表示されますが、ディスク総量は表示されません。
uptimeコマンドの実行結果として表示される項目はどれか?(全て選択)
- 起動時刻
- 稼働時間
- ロードアベレージ
- ログインユーザ数
- メモリ使用量
【正解】1、2、3、4
uptimeコマンドでは、システムの起動時刻、稼働時間、ロードアベレージ、ログインユーザ数が表示されますが、メモリ使用量は表示されません。
今現在マウントされているファイルシステムを確認するために参照するファイルは以下のうちどれですか。
- /etc/fstab
- /etc/mtab
- /proc/mounts
- /proc/sys/info
【正解】2、3
現在マウント中のファイルシステムを確認するには、「/etc/mtab」か「/proc/mounts」を参照します。/etc/fstabはシステム起動時にマウントされるファイルシステムの情報を確認できますが、現状の確認はできません。
500GBのHDD4台でRAID5を構成しており、うち1台をホットスペアとしています。
実際に利用できるディスクサイズは何GBですか?
- 500GB
- 600GB
- 750GB
- 1000GB
- 1450GB
【正解】4
1台のHDDはホットスペアとしているため、実際にRAIDアレイで使用している容量は3台分の1500GBとなります。RAID5では1台分の容量をパリティ情報の書き込みに使用しますので、さらに1台分差し引いて1000GBが実際に使用できる容量です。
dnfコマンドを使用してパッケージのアップデートを行うために、/etc/resolv.confにDNSサーバの指定を行う必要があります。
サーバのアドレスが192.168.1.101の場合に適切な設定を記述してください。
【正解】nameserver 192.168.1.101
dnfコマンドはインターネット上のリポジトリにアクセスして、パッケージの情報を取得します。
ホスト名を使用してインターネットアクセスを行うためには、DNSの設定が必要です。
/etc/resolv.confにnameserver行を追加し、DNSサーバのアドレスを記述することで名前解決が可能となります。
nameserver行は最大3行まで追加できます。
松本 恭輔(まつもと きょうすけ)
松本講師はこんな人
エンジニアとしても数多くのプロジェクトに携わり、その経験を教育カリキュラムに組み込んだ授業で多くの未経験者をエンジニアとして成長させてきた。
資格取得だけでなく、その資格や知識がどのように現場で生きるのかを伝える現役エンジニアならでは講義は、幅広い年齢層のエンジニアから信頼を得ている。
手崎 勇人(てざき はやと)
・アプリケーション脆弱性診断
・ロードバランサー更改
手崎講師はこんな人
インフラ側では、ネットワーク設計、構築、検証、顧客先のサーバールームでのロードバランサーの更改を経験。
開発側では、Webサイトの保守運用、脆弱性診断、チームでの開発経験がある。
幅広い業務に触れて来たため、その経験を生かした授業を得意とする。
BOOKNS(ブックネス)とは、エンジニア育成に特化した定額制のオンライン学習サービスです。
開校20年の歴史をもつITスクール、システムアーキテクチュアナレッジのノウハウが詰まったオンライン教材に、現役講師によるコーチング・試験対策までをオールインワンにした、人材育成サービスの決定版!
お得な
サブスクリプションプランを
ご用意
法人 1ヶ月あたり
円/人(税込 5,500円)
個人 1ヶ月あたり
円/人(税込 3,300円)
※一部サービスのご利用には別途追加料金が発生致します。